東京オリンピック日本代表選手選考会である『日本選手権』において、陸上男子100mの決勝が行われ、多田修平選手の優勝で幕を閉じましたが、2着に入った選手の名前を聞いて「デーデー・ブルーノって誰?」と思った方も多いですよね。
自己ベスト9秒台の選手が4人もいたハイレベルな大会で決勝に進み、見事2位に入ったデーデー・ブルーノ選手とはいったい何者なのか?
今回のブログでは、謎に包まれたデーデー・ブルーノ選手の国籍や学歴について調べて行きますので、是非、最後まで読んでみてくださいね。
7/2追記 デーデー・ブルーノ選手が東京オリンピックのリレーで、日本代表に選ばれましたね!おめでとうございます!! 進化を続ける走りで更なる奇跡を起こしてもらいましょう。
デーデー・ブルーノwiki|プロフィール
名前 | デーデー・ブルーノ |
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生年月日 | 1999年10月7日 |
年齢 | 21歳 |
出身地 | 長野県 |
家族構成 | ナイジェリア人の父、日本人の母 |
ウサイン・ボルト選手を彷彿させる見事なまでの肉体美、そして力強いその走りは、ボルト選手と同じナイジェリア人の父の血を受け継いでいるからもあるのでしょうか。
兄弟の存在は調べたのですが分かりませんでしたので、分かり次第追記して行きます。
しかし現在21歳という若さですから、今後がますます楽しみな選手が出てきましたよね。
学歴(高校・大学)はどこ?
現在、21歳のデーデー・ブルーノ選手は大学4年生です。
どの高校から大学に入り、いつから陸上競技を始めたのか調べて行きます。
高校は長野県の『私立創造学園高校』
高校時代はサッカー部に所属しサイドバックだったそうだが、本人的に向いていないと思ったらしく1年の秋頃には部活を辞め、高校2年から陸上を始めたというから自分の才能を見つける力があったのではないでしょうか。
地区予選でも2位県大会でも2位….
だけどやっと北信越で1位取れました〜!!(人生初優勝です!) pic.twitter.com/NpzuteST2M— Bruno Dede (@BruRemy1074) October 22, 2016
陸上に転向後に恵まれた身体能力とたゆまぬ努力の結果でしょうけど、一年も経たずに優勝してしまうところが『持ってるな〜』と思わざるを得ませんね。カッコ良すぎます!
大学は『東海大学』
その後、2018年に東海大学へ入学します。
そしてその年の秋には、U20日本選手権に出場し、100mで初の全国タイトル獲得と、漫画のような展開にニヤけてしまうくらい凄いですよね。
U20日本選手権に出場してきました。
100mでは初の全国タイトルでしたが、自分はまだまだ弱いなと感じました。
200mでは東海のワンツーフィニュッシュを狙っていただけに非常に悔しかったですが、怪我なく終われたので良かったと思います!
冬期練習頑張ります💪
もっと強くなりたいな〜!🤣 pic.twitter.com/Qzbu7gKLR6— Bruno Dede (@BruRemy1074) October 22, 2018
ドラマチックな展開で順風満帆な感じですが、もちろん全て優勝してきているわけではなく、挫折も味わいながらも常に高みを目指し進んできたからこそ、今という相応の結果がついてきているんでしょうね。
今年の4月には、足底腱膜炎になり大会を棄権もしましたが、『2021日本学生陸上競技個人選手権大会』では怪我を乗り越え100mに出場し、10秒29(追い風0.4m)で見事優勝を果たし、今回の『日本選手権』の大躍進に繋げています。
まとめ
デーデー・ブルーノ選手は、オリンピックの参加標準記録である10秒05を突破したことがなく、今大会でも標準記録を上回れなかったので残念ながら即東京オリンピック代表内定とはなりませんでしたが、
日本100m史上稀に見るハイレベルな代表選考になった今大会で、2位に入ったことは本人もかなり自信となったのではないでしょうか。
彼はまだ21歳と若いですし、仮に選ばれないとしても次のオリンピックまでに更なる鍛錬と経験を積んで次のオリンピックでは日本代表の大本命として再び素晴らしい走りを見せて欲しいですね。